半導体レベルでは話題になった 3D XPoint という、NANDフラッシュメモリに代わる新しいPCMメモリ。これをSSDの記憶デバイスとして採用した、Intel Optane SSDは、bytes単価が高すぎて自作市場ではあまり話題になることはありませんでしたね・・・。
Intel Optane SSD 905P M.2 380GBも新製品として発売されましたが、あまりにも高価なので買う人はまれかもしれません。しかし、SQLサーバなど、頻繁な書き換えが行われるストレージ用途としては最適かも知れません。まあそんなサーバを自作機で使うかどうかは別として・・・。
で、最初に出たOptane SSD 800Pですが、あまりにもレビューが少ないです。こんな記事によると、Intelの対応プラットフォームでないと使えないと書いてありますが、キャッシュとして使うOptane Memoryならともかく、ただのSSDストレージである Optane SSD 800P がプラットフォーム依存するというのもおかしなはなし。本当にAMDでは使えないのか?ということでやってみました。
結論から言うと、使えます。
パフォーマンスも出ています。ランダムアクセスがすんごいことになってます。HDDのシーケンシャルなみの速度です。すごいです。
必要はないとは思いますが、トリムもできました(笑)。
ということで、少なくとも、M.2スロットを搭載する第2世代Ryzenマザーボードでは問題なく使え、パフォーマンスもスペック通り出ています。安心してAMDでOptaneSSDを使いましょう。
#次は、PCIExpress変換カードを使って、Bulldozerで起動するのか?なんていう実験もやってみようかな・・・。